
営業所のメンバーが今日も楽しく安全に走るため、所長としてできることを。
所長
中川 裕之(なかがわ ひろゆき)
京都営業所 2013年入社
PROFILE
高校卒業後、当社の親会社である日東フルラインにドライバーとして入社。2013年にライズトラストへ移り、JR西日本駅構内の自動販売機のオペレーションに従事した。2015年には京都営業所の所長に就任。運行管理を担当する。
入社のきっかけは?
ドライバーになったのは、自由に働けるところに魅力を感じたから。1日の大半を社外で過ごすので、解放感があって働きやすそうだと思ったんです。実際この仕事は自分に合っていて、19歳で入社してから1度も辞めずにドライバーを続けてきました。職場の雰囲気も明るく、居心地の良い会社に出会えたと思います。
HIROYUKI
NAKAGAWA

INTERVIEW インタビュー
毎朝必ず注意喚起。事故を防ぐため、所長としてドライバーの安全意識を高めています。
所長の仕事は、スタッフ・自動販売機・車両を管理して、営業所を運営することです。
お客様の購入データを事務所のパソコンからリアルタイムで確認し、各自動販売機の残本数に応じて補充のスケジュールを立てています。また、事故防止のため日々の車両点検や車検計画を管理し、ドライバーの安全意識を高めるのも所長の仕事です。事故動画をドライバーに共有するほか、朝礼ではその日の交通量や気象状況に合わせた注意喚起をしています。ドライバーが配送を終えて戻ってくると、一人ひとりにその日の業務の様子をヒアリング。3ヶ月に1回は面談の機会も設けていますが、日々の情報共有やコミュニケーションも管理者として大切にしています。

一人ひとりの性格に合わせたコミュニケーションで信頼関係を築いています。
京都営業所は明るく仲の良い雰囲気です。配送から戻ると、仕事の話だけでなく、プライベートの話題でも盛り上がっています。私がドライバーとのコミュニケーションで心がけているのは、一人ひとりの性格に合った関わり方をすることです。営業所で働くメンバーは、21歳から40代まで世代も性格もさまざま。相手に合わせて信頼関係を築いています。配送助手に関しては、ドライバーと現地集合・現地解散で作業しているので、所長の私は顔を合わせる機会があまりありません。それでも月1回は事務所に集まってもらい、駅構内のルールを再確認。ドライバーと2人1組で動く仕事ですから、互いに不満がたまらないように、必要があれば双方を面談して円滑に働けるよう努めています。

交通機関を支える会社ならではの、厳密なルールを守る真面目さが求められます。
商品は1ケース約20Kg。女性の配送助手でも慣れると持てるようになっていますが、最初のうちはハードに感じるかもしれません。また、関連会社orグループから委託されている仕事だけに、高い安全性を求められるという厳しさもあります。公共交通機関を支えている当社が、配送中や補充作業中に事故を起こすわけにはいかないのです。事故を防ぐため、駅構内での台車の停車位置、補充作業を行える時間帯、さらにはネームプレートの付け方まで細かく指定されています。ライズトラストのドライバーに最も求められる資質は、こうしたルールを守れる誠実さ。スピードも大切ではありますが、決められた手順を省略せず、丁寧に作業できることが大前提です。経験の有無に関わらず、真面目に作業できる人が社内外から信頼されます。

ONE DAY 1日の流れ
車両点検も含めて大体30分朝礼をします。その日の気象状況や交通情報によって、注意すべきポイントを伝えます。
お客様が自動販売機のボタンを押すと、データが事務所のパソコンに届く仕組み。残数を確認して、翌日の配送スケジュールを組みます。
休憩はそれぞれ自由なタイミングで1時間取ります。
午前中に引き続き、各自動販売機の売れ行きをチェック。
ドライバーの勤務シフトを作ります。
営業所に帰ってきた順に、帰社後の点呼、アルコールチェック、売上金の確認をします。
ドライバー全員が帰ってくるのを待って、業務終了。お疲れ様でした。
MESSAGE あなたへメッセージ

自動販売機のオペレーションには、どの商品を並べるか選ぶ楽しさがあります。飲料メーカー様から指定されている商品もありますが、担当ドライバーにまかせていただける部分もあり、自分のアイデアで売れ行きが変わるのがおもしろいです。ドライバー経験者の方は、ニーズを分析して売上を追求するという新たなやりがいを見つけられると思います。もちろん未経験でも、頑張れば評価される会社なのでチャレンジしてください。
取材日:2021年5月